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母・朝陽と息子・太一は挿入まではしないが、手コキやオーラルセックスは日常的に行っている。朝陽はこの関係に背徳感を抱きつつも、太一のおねだりを止められずにいた。また自身も性的欲求には不満で、セックスレスの夫よりも本心では太一を求めていた。親としても女としても禁断の関係に淫れてしまいた…そんなジレンマに陥っていた。
二十歳のときに結婚し詩織を産んだしほりだったが、夫の浮気が発覚し離婚した。母子家庭で不憫な思いをさせまいと必死に育てたかいあって、詩織はIT企業に就職し結婚もできた。学生時代は男の話は一切なく、レズビアンを疑っていただけにしほりは安心したが、程なくして詩織から旅行への誘いの電話がかかってきた。親子で旅行は久しぶりといつもの軽い気持ちで出かけていった。
10年前に夫と別れたあやかは、一人息子の太一の親権も取られ独りで暮らしていた。太一と暮らしたい、二度とはなれず一生一緒に暮らしていたい。孤独な生活の中で、あやかの感情はいつしか異常な愛情へと変っていった。そんなある日、元夫が事故でなくなり太一があやかの元へ来ることになった。太一もまたあやかとの再会だけを望んでいた。
復員兵の昇平は戦争に負けても経済でアメリカに勝とうと思っていた。手始めに真珠のネックレスを売ることにしたのだが、昇平は女を知らなかった。女を知るために温泉宿で芸者を呼ぶと、それは出征前に別れたかつての恋人光子だった。
母・ゆりのことを性的に意識してしまうことに悩んでいる秀介は、母の元を離れ独り立ちすることを決意した。しかし、ゆりはその決意に絶望した。唯一の家族を失う恐怖によるものだった。ゆりは寂しさを少しでも和らげるために、二人きりの最後の思い出に、と温泉旅行に誘うのだった。
戦争が終わり復員兵がポツポツ帰ってきている頃、裕次郎は按摩をしながらシベリアに抑留された兄・健太郎の帰りを待っていた。健太郎は佳代子(成宮いろは)という女性のことが好きだったが、佳代子は他の男と結婚し、その男も戦死したので佳代子は未亡人となった。ある日、裕次郎の家に復員兵がやってきて健太郎の死を報せる。佳代子に想いを寄せていた裕次郎はある決断をする。